予防接種Vaccination

ワクチンで防げる病気は
ワクチンで防ぎましょう。
2か月の誕生日にワクチンデビュー。

自治体から配られた問診票をご覧になり、2か月になったらワクチン接種ができるよう早めにネットでご予約ください。ワクチンは、重症化しやすい、または薬では治せない・治りにくい菌やウイルスが対象になって作られています。ワクチンで防げる病気はワクチンで予防しましょう。自分がかからないために、人にうつさないために。自治体から問診票が配られているワクチンは定期接種ですが、任意接種のワクチンも接種をおすすめします。

※定期予防接種の終了時期が間近でネット予約が取れなかった方は、ページ下部の受付時間内にお電話にてご予約ください。

予防接種は計画的に!

任意接種のワクチン

B型肝炎ワクチン

※1歳未満は定期

B型肝炎ウイルスは、体に入ると肝炎や慢性肝炎、肝硬変、肝がんを起こすことが知られています。母子感染や血液を介した感染のほかに、原因不明の感染や、性交渉による感染もあります。グローバル化が進む中感染の機会は増えています。乳児だけでなく接種していない思春期のお子さまたちもワクチンによる予防が必要です。接種に年齢制限はありませんので、接種していない方はぜひ接種をおすすめします。

髄膜炎菌ワクチン

学生寮や運動部など集団生活でのリスクが高まることが知られています。また海外留学で入寮する場合、特に米国の学校では入学に際して接種証明が求められることが多いので注意が必要です。高校や大学の運動部などで入寮する場合や海外留学では、事前に接種することをおすすめします。

水痘・おたふくかぜワクチン

※水痘ワクチンは3歳未満は定期

水痘もおたふくかぜもワクチンで予防できる病気です。かかっても軽症の場合が多いのですが、治るのに1週間くらいかかりますし、重症になることもあります。水痘は、かかると重症化して命にかかわる方もいます。その方たちにうつさないためにも接種していただきたいと思います。
おたふくかぜは、耳下腺が腫れるだけでなく、それ以外にも膵臓、卵巣、睾丸だけでなく脳も含めて全身に影響がでます。一生治らない聴力障害になることもあります。
何歳でも接種できます。まだかかってない方、接種していない方は、計2回の接種をおすすめします。

3種混合・
不活化ポリオワクチンの追加

3種混合ワクチンと不活化ポリオワクチンは、今は四種混合ワクチンとして、多くの方は2歳までに計4回接種していると思います。これらの免疫は、5歳ころには低下してしまいます。百日咳は赤ちゃん特に新生児がかかると無呼吸発作などの重症化や、ときに死亡することもあります。身内に赤ちゃんがいつ誕生するかわかりませんし、将来ご自身に赤ちゃんができたときに百日咳をうつさないためにも3種混合の追加接種をおすすめします。
ポリオも海外からの持ち込みが懸念されています。そのため就学前のMRワクチンといっしょに3種混合と不活化ポリオワクチンの追加をおすすめします(現在のところ四種混合での5回目は認められていません)。

※ネット予約の際に、四混4回終了後はじめて三種混合、不活化ポリオを予約される場合は、「1回目」を選択してお進みください。

MR(麻疹・風疹)ワクチン

※1歳と年長さんは定期

麻疹:感染力が強く命に係わる合併症を引き起こすことも多いたいへん重い病気です。大人でもかかります。風疹:妊娠初期の女性がかかると生まれつきの難聴・白内障・心臓病・精神運動発達遅滞などを持った先天性風疹症候群の子どもが生まれることがあります。2回接種していない方は、それらを予防するためにMRワクチン接種が勧められます。

HPV(ヒトパピローマウイルス)(子宮頸がん)ワクチン

※小学6年~高校1年の女子は定期

HPVはがんになりやすく子宮頚部に感染すると子宮頸がんに進行することがあります。その他中咽頭がん、肛門がん、膣がん、外陰がん、陰茎がんなどの発症に関与します。子宮頸がんは毎年11,000人の女性が発症し、毎年2,800人が亡くなるたいへん重大なVPD(ワクチンで防げる病気)です。20歳代前半の発症者もおり、30代までの若い患者が多いのも現実です。ワクチンを接種しても20歳過ぎたらすべての女性が子宮がん検診を受けることが大切です。定期接種しそびれた方も接種できます。

それぞれの病気、ワクチンについて、詳しくはKNOW★VPD!のホームページをご覧ください。※任意接種ワクチンは自費となりますのでご了承ください。

VPDを知って、子どもを守ろう。

2008年に薗部友良先生(日本赤十字社医療センター小児科)が代表を務められ設立された会で、VPD(ワクチンで防げる病気)について情報提供・啓蒙活動をしています。VPDや予防接種に関する情報、予防接種スケジュールなどの情報もあります。詳しくはホームページをご覧ください。

2か月の誕生日にワクチンデビュー

当院のお勧め予防接種スケジュール表

R6年4月以降ワクチンを開始する方

2か月 五混① 肺炎① B肝① ロタ①
3か月 五混② 肺炎② B肝② ロタ②
4か月 五混③ 肺炎③
5か月 BCG
8か月 B肝③ 日脳①
9か月 日脳②
12か月 MR① おたふく① 水痘① 肺炎追加
15か月 五混追加 水痘②
3歳 日脳追加
年長 MR② おたふく② 三混① 不活化ポリオ①

R6年4月以前にワクチンを開始された方

2か月 四混① ヒブ① 肺炎① B肝① ロタ①
3か月 四混② ヒブ② 肺炎② B肝② ロタ②
4か月 四混③ ヒブ③ 肺炎③
5か月 BCG
8か月 B肝③ 日脳①
9か月 日脳②
12か月 MR① 水痘① おたふく① 肺炎追加
15か月 四混追加 水痘② ヒブ追加
3歳 日脳追加
年長 MR② おたふく② 三混① 不活化ポリオ①

予防接種料金

ロタウイルスワクチン(ロタリックス) 15,200円
ヒブワクチン 9,280円
小児肺炎球菌ワクチン 12,120円
B型肝炎ワクチン(10歳未満) 5,870円
B型肝炎ワクチン(10歳以上) 6,280円
麻疹風疹(MR)ワクチン 10,420円
麻疹ワクチン、風疹ワクチン 各7,650円
水痘ワクチン 8,590円
おたふくかぜワクチン 6,540円
日本脳炎ワクチン 6,630円
三種混合ワクチン、二種混合ワクチン 各4,720円
BCG 11,550円
不活化ポリオワクチン 9,640円
四種混合ワクチン 10,930円
五種混合ワクチン 20,240円
子宮頸がんワクチン(シルガード) 30,300円
髄膜炎菌ワクチン 23,120円

(令和6年4月1日から)

診療時間

予防接種はネットで、乳児健診はお電話でご予約ください。
定期予防接種の終了時期が間近でネット予約が取れなかった方は、直接お電話でご予約ください。
特にロタワクチンは接種できる期間が短いため、ネット予約が取れなかった方は早めにお電話をお願いします。
電話予約の受付時間/午前9:00〜12:00 午後15:30〜17:00

■一般診療
8:45 ▶︎ 12:00
15:30 ▶︎ 17:30

休診日:土曜午後、水曜、日曜、祝日 ※受付は診療時間の15分前からです。

■乳幼児予防接種(完全予約制)
14:30 ▶︎ 15:30

年齢によってその他の時間の枠がございます。ネットからご予約ください

待合室

ウェブ問診をご利用いただけると助かります。

ネット予約の際、予約ページの最後に「ウェブ問診」へのリンクがありますので、移動後ウェブ問診にお答えください。
紙の問診票をご利用の方は該当の問診票をダウンロードし、ご記入の上お持ちください。

※ネットでの予約方法はこちらをご覧ください。

※予約の時間に遅れた方は、一般診療の方と同様に順番待ちとなりますのでご了承ください。

※予約日に受診されなかった場合は、キャンセルとさせていただきますので、再度ご予約いただきますようお願いいたします。

※予防接種と一般診療を同時には行っておりませんのでご了承ください。